ギラン・バレー症候群になった話2
前回の続き、一般病棟に移ってからの話を書きます。ちなみに今回の入院が運転免許更新期間に被ってしまい、免許を失効してしまいました…
2016年5月12日
一般病棟に移ったため、携帯を使えるようになりました。ギランバレー症候群について検索し、なかなか症状が重かったんだなと他人事のように思いながら見ていました。誕生日おめでとうラインが来ていて、そういえば誕生日だったな、と思いました。
酸素吸入の機械がものすごくうるさくて、ICUにいた頃と変わらず眠れない日が続きました。
5月13日
ICUから移ったためストレスが減ったのか、自力で5分くらい座れるようになりました。ただ口が閉じれないので歯磨きもろくにできず、腕は動かないので物を取ってもらうにも人に頼むしか無く、テレビはものが二重に見えるのでよくわからず、声も出ないので相変わらずイライラしました。
5月16日
血中酸素濃度が良くなってきたので、人工鼻と呼ばれるものをつけることになりました。呼吸用に機械を動かす必要がなくなったため、非常に静かになりました。
また、この日から免疫グロブリン大量静注療法を再開しました。
5月17日
この日、入院してから初めて立ちました。
意外とすんなり立てました。
5月19日
廊下を歩く練習を始めました。目が悪くなっていたのでどこを歩いているかよくわからなかったのですが、部屋の外に出たのが久しぶりだったのでわくわくしました。
5月20日
この日から4人部屋に移りました。歯を磨いたり顔を洗ったり自分でできるのが非常に嬉しかったです。ただ部屋の人のいびきがうるさく相変わらず眠れませんでした…
5月21日
リハビリ部屋まで歩きました。理学療法と作業療法どちらもリハビリをしており、理学療法士の方と一緒に来たのですが、そのときリハビリ室にいた作業療法士の方に挨拶しにいくとものすごく驚いていました。
5月23日
スピーチカニューレという、話すためのカニューレをつけました。
約1ヶ月ぶりに話すことができるようになりました。
また、この日から食事ができるようになりました。
5月24日
やたら寒気がすると思ったら40℃近い熱が出てしまいました。
点滴を長期間つけっぱなしだったことにより細菌が入ったのではないかということで、点滴を抜くことになりました。
今まで足の付け根に点滴を刺していたのですが、腕に点滴を刺すことになりました。このとき4回くらいやり直して…結局手の甲に刺されました。痛かった。
5月25日
嚥下障害が改善されていたので、この日から普通食になりました。
味のあるご飯が食べられてすごく嬉しかったです。
5月27日
1ヶ月ぶりにお風呂に入りました。
こすっただけでタオルが黒くなっててなかなかひどかったです。一応毎日体は拭いていたんですけどね。
5月30日
歩いて1階の売店へ行きました。入院してから初めて病室以外の施設を見ました。
1階にエレベーターで行くだけでも相当疲れました。